実家の土地を親に代わって売却。他社の査定額よりも大幅な高値で売却に成功
売却するまでの背景
ご家族が高齢になってくると、今後のことを考えて不動産の整理をしようと考える人も増えてくるのではないでしょうか。
きっとご両親やご親族の代理人として対応される方もいらっしゃると思います。
代理人になるときに大切になるのが、当事者の希望に寄り添った対応をすること。そしてそれを実現し、後押ししてくれる誠実な不動産会社と出会うことです。
今回はご両親に代わって実家の土地を整理し、当初の期待以上の形で売却することができた事例をご紹介します。
不動産のことがわからない状態で、実家の土地の整理を任されることに
ーー本日はよろしくお願いします。今回はどのような経緯で、売却コンシェルジュにご相談いただいたのでしょうか。
M様:私は今東京に住んでいるのですが、厚木にある実家の土地を整理して売却する必要が出てきたんですね。家族がまったく不動産に疎かったため、やむなく私が対応することになったんです。
でも私自身も不動産に詳しいというわけではなく、色々と勉強しながらだったので当然不安でした。自分が住んでいる場所ならまだしも、見識の無い土地なので路線価などを見てもよくわからないんですね。
それに不動産業者さんって怖いイメージがあるじゃないですか。
だから地域の不動産会社に相談することに決めたものの、内心はとても不安だったんです。
ーー売却コンシェルジュに相談する前に、他の不動産会社さんに相談されていたのですね。
M様:はい。でも他社に相談を決めた前日もずっと不安で、YouTubeで不動産関連の動画を見て勉強していたんですね。
私はたくさんの動画を見てきたのですが、YouTubeをやっている人で連絡してみようかなと思える人って少ないんです。
でも売却コンシェルジュの山崎さんの動画は、不動産に関する知識を丁寧に説明してくれているだけでなく、人の良さそうな雰囲気が画面からも伝わってきました。
それで、ダメ元で他社に相談を行う前日にメールを送ってみることにしたんです。それが売却コンシェルジュさんにお願いすることになった最初のきっかけです。
相談した大手不動産会社の担当者がまったく合わなかった
ーー地元で相談された不動産会社さんはいかがでしたか?
M様:それが、思い描いていた一番嫌なタイプの担当者だったんです…。
終始事務的な対応で、査定額もこちらで事前に下調べした最低ラインの金額を出されました。誠意が感じられず「自分たちの家が不当に安く売られてしまうのでは」という危機感を感じました。
そんな中で、山崎さんから返信があったんです。
最初に送ったメールで売却コンシェルジュさんではない、地域の不動産会社に相談することを伝えていたにもかかわらず、わざわざ返信をいただけたことに感激しました。
不動産会社の対応に失望したことを伝えたうえで、山崎さんに「お願いできないでしょうか」と相談したところ、受けてくださることになったんです。
ーー売却コンシェルジュは東京・埼玉エリアを中心に対応されていると思っていましたが、それ以外のエリアに対応することもあるのですか?
山崎:正直に申し上げますと、厚木は普段お断りしているエリアではあります。
ただやはりわざわざご相談をいただいていたので、できる限りお力になりたいと思いました。
最近はYouTubeを見て、遠方からの問い合わせも増えていますが、その際も可能な限り返信をさせていただいています。
そもそも売却コンシェルジュは売主様に満足してもらいたくて始めたものなので、何かしらお力になれることがあるのであれば、それはできる限りやらせていただこうと考えています。
売却時のポイント
不動産会社への相談時に気をつけたい「3つのポイント」
ーー先ほどM様のお話で、不動産会社に相談して嫌な思いをされたということがありました。不動産会社に不動産売却を相談するときにはどんな点に気をつければいいのでしょうか。
山崎:色々とポイントはあるとは思うのですが、以下の3つの点についてわかりやすく説明してくれる不動産会社がおすすめです。
- 根拠がある査定書の提出
- 売却の諸経費(税金を含めたもの)
- 減価要因
これらは不動産を売却するにあたって外せない重要なポイントです。ここを曖昧にするようなところだと、その後の対応にも不安が残ります。
また同じ不動産会社でも、担当者によって対応が異なるケースもありますし、個々の相性もあると思います。自分が「安心して相談できる」と思えるところを選ぶのがおすすめです。
ご両親の理解を得つつ、市場を通さずスピード売却に成功
ーー今回の売却を進めるにあたって、難しかった点はありましたか?
山崎:今回は土地が広大であることに加えて、全てを売却するのではなく、その一部の土地を残し、新たなご自宅を建築するご意向がありました。そのため、どのように土地を売却し、またどの部分に新たな自宅用地を残すのかなどを丁寧に考える必要がありました。
目指したのは2つ。「少しでも高く売却すること」と「理想のご自宅を建築して頂くこと」です。
ご意向を満たしつつも売却価格が下がらないよう、ご自宅用地をどのように残すか、さまざまな角度から提案させていただきました。
また売却の手続きを進める前、M様のお父様とお話した際に「市場に出さないようにしてほしい」とのご要望をいただきました。お父様にとっては生まれ育った地元ですので、知り合いも多く、あまり情報を広めてほしくないというご意向だったと記憶しています。
ですので、今回は一般の方には情報が見られず、かつレインズ(不動産会社だけが閲覧できる不動産情報交換システム)にも登録を行わない方法で売却を進めることにしました。これも売却のハードルの1つだったと思います。
ーーでは、今回は売却するまでにかなり時間がかかったのでしょうか。
M様:それが思っていたよりもかなり早く決まったんです!
山崎さんとつながりのある法人様数十社に声をかけていただいたところ、その中の1社に興味を持っていただき、そのまますぐに売却が決まりました。それも私からすると信じられないくらいの高い価格だったんです。
具体的には、最初に相談した不動産会社の査定金額と比べて1,800万円ほど高い金額でした。
あのとき言われるまま売却していたら…と考えると、本当に売却コンシェルジュに相談してよかったと思います。
両親も「こんなに早く、高く売れるものなの!?」と驚いていましたよ(笑)
お客様の喜びの声
正確な査定額が信頼につながる。また次も相談したくなる「売却コンシェルジュ」
ーー今回の売却はいくつかハードルはあったものの、比較的スムーズだったようですね。
山崎:お話がスムーズに進んだ要因としては、M様がご自身で不動産のことをよく勉強され、そのことについて、ご両親からの信頼を得ていたことが大きかったと思います。
今回の取引でいうと、M様はお父様の代理人なんですね。どうしてもお父様に直接ご承諾やご対応いただかないといけない部分が出てきます。
ただ、今回の不動産売却は複雑な部分も多くあり、高齢のお父様が全てをご理解されることは難しかったと思います。
実際に契約を進めるなかでお父様に直接ご説明する機会も複数回あったのですが、大量の資料のご説明を終えた後、お父様は「娘(M様)がいいと言っているのであればお任せします」とおっしゃられて、その後も速やかに売却の手続きを進めることができました。
M様の信頼がなければスムーズな売却にはつながらなかったと思います。
M様:私も今回の対応は本当に大変で「なんで私がこんな大変な思いをしなければいけないんだろう?」と思うこともあったんです。
でも最後に父が、人生で初めて私に感謝してきたんですよ。
私のがんばりが少しは伝わったのかなと思うと、代理人としてやって良かったと思いますね。
最後に、今回納得のいく価格で売却できたのは、山崎さんが細かい調査に基づいた説得力のある資料(査定書など)を作ってくださったからだと思っています。
私も自分で勉強しながら計算して、実家の査定額については何度も出していたんですね。でも山崎さんが出した査定額は、私が計算して出した数字よりも高かったんです。
一般的に当事者が行う査定は甘くなりがちだと思うのですが、その当事者以上に良い条件の査定額を出してくださったこと、そして概ね査定額通りに売却できたことは本当にうれしかったですね。
山崎さんのことは本当に信頼していて、今後も困ったことがあったら相談させていただきたいと思っています。
この度は本当にありがとうございました。
山崎:こちらこそありがとうございました。
編集後記
「誠実さは数字に出る」
これが今回の取材後に自身の頭に浮かんできた言葉でした。
たしかに誠実さは直接数字で表すことはできません。でも今回の査定額のエピソードのように、出てきた数字によって相手の誠実さや相手への信頼度を測ることはできるように思います。
これは、数字が1つのモノサシとなり、物事の真偽を測る指標になり得るということです。
その点、売却コンシェルジェはしっかりと数字に向き合う不動産会社です。
他のどこよりも売主様の立場になり、最高額を出すために最大限の努力をしています。
もし出てきた査定額を不安に感じる方がいらっしゃったら、ぜひ一度売却コンシェルジュにご相談ください。
きっとご納得いただける数字と根拠を目にすることができるはずです。
《文・写真=長濱裕作》
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